2010年度開催報告 RecurDynユーザー会

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RecurDyn Users’ Conference 2010 開催報告

開催報告

2010年11月12日に丸ビル ホール&コンファレンススクエアにおいてRecurDyn Users’ Conference 2010が開催されました。キヤノン株式会社様をはじめ5社による実用的なご講演を中心に、フューチャープランや最新バージョンのご紹介など、皆様熱心にご聴講なされました。また、懇親会では、ユーザー様間のご交流がはかられました。

ファンクションベイ株式会社

開催要項

日時 2010年11月12日(金) 10:00~19:00
会場 丸ビル ホール&コンファレンススクエア
東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階ホール
TEL: 03-3217-7111
URL: http://www.marunouchi-hc.jp/hc-marubiru/
参加者数 131名

内容

【開会のご挨拶/近況報告】
ファンクションベイ株式会社
代表取締役社長 鈴木隆

【ファンクションベイ セッション】

「Greeting and the situation report in FunctionBay,Inc.」
FunctionBay, Inc. CEO Michael Jang
FunctionBay, Inc. のCEO Michael Jang氏より、ご挨拶とFunctionBay,Inc.のビジネス近況やRecurDynの開発状況をご紹介しました。
CEO Michael Jang

「The solutions of FunctionBay for Mechatronics」
FunctionBay, Inc. Department of Partnership Sangtae Kim
RecurDyn/CoLinkなどの制御系ツールを利用した事例を交えながら、組込ソフトウエアの制御仕様検討などメカトロニクス分野におけるシミュレーションの有用性をご紹介しました。
CEO Michael Jang

「RecurDyn V7R5新機能とFuturePlan紹介」
ファンクションベイ株式会社 技術部 後藤 雅和
次期バージョンV7R5の新機能を、メッシャーやMTT3Dにおける高速接触アルゴリズムなど革新的な機能を中心にご紹介しました。
後藤 雅和Mesher

「RecurDynユーザープログラミング概説」
ファンクションベイ株式会社 技術部 中山 史生
RecurDynにおけるProcessNetやユーザーサブルーチンなどのユーザープログラミングの内容や使い方について分かりやすくご紹介しました。
中山 史生

【ユーザー講演】
「事務用複写機におけるRecurDyn活用事例」
キヤノン株式会社 加藤 大二郎様

事務用複写機で使用される幾つかの機構要素を題材に、特にRecurDyn/F-Flexの適用が有効だった事例をご紹介いただきました。
キヤノン株式会社 加藤 大二郎様

 

【ユーザー講演】
「等速ジョイント開発における機構解析活用事例の紹介」
ジェイテクト 市川 和之様

機構・構造連成解析(RecurDyn/F-Flex)を用いた自動車用ドライブシャフトの等速ジョイント保持器の応力変動解析の事例をご紹介いただきました。
ジェイテクト 市川 和之様

【ユーザー講演】
「トロコイド歯車の音」
長岡技術科学大学 太田 浩之様

トロコイド歯車の音の発生原因を、マルチボディ解析(RecurDyn)によって検証した事例をご紹介いただきました。

【ユーザー講演】
「二輪車パワートレイン開発におけるRecurDynの活用事例紹介」
株式会社 本田技術研究所 新納 忠様 東 保寛様

二輪車パワートレイン開発において、機構解析が、開発初期段階にて設計仕様の基本骨格を決めるために不可欠な道具となっていることを、RecurDynを利用した事例を交えながら、ご紹介いただきました。
株式会社 本田技術研究所 新納 忠様
株式会社 本田技術研究所 東 保寛様

【ユーザー講演】
「製品競争力を高める統合検証のススメ」
キャッツ株式会社 渡辺 政彦様

メカモデルとソフトウエアモデルを協調シミュレーションさせることで、早期から検証を開始できる統合検証環境を、組込みソフトウエア向けCASEツールであるZIPCとRecurDynとの連成事例を交えながら、ご提案いただきました。
キャッツ株式会社 渡辺 政彦様

【テクニカルセッション】
「転がり摩擦とベアリングの実験と解析」
ファンクションベイ株式会社 技術部 鈴木 隆

転がり摩擦について、簡易な装置による実験結果を踏まえて、モデル化手法をご紹介しました。
また、転がり摩擦と密接な関係があるベアリングについても実験を行い、簡易装置との差異を考察しながら、ベアリングのモデル化手法についてもご紹介しました。実験に基づいたRecurDynの利用技術をご提案するセッションとして、毎年、多くのユーザー様から参考になるとのお言葉をいただいております。
技術部 鈴木 隆

【懇親会】
FunctionBay, Inc. の会長(創始者)であるChoi教授の挨拶と乾杯から始まり、ユーザー様同士わきあいあいの中、ご交流をはかっていらっしゃいました。
懇親会の様子1
懇親会の様子2
懇親会の様子3

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アンケート結果の一部ご報告 回収数=121件

1.本日のRecurDyn Users’ Conference 2010の内容は参考になりましたか? 2.RecurDynをご使用にあたり満足していますか?

3.RecurDynの良い点はどこですか? 4.RecurDyn技術サポートの対応についてお聞かせください。
5. RecurDynとZIPCの連携事例のような組込ソフトウエア(ファームウエア)開発とメカ開発との協調シミュレーションに興味をもちましたでしょうか?
 


お礼

今年も全国より多くの皆様にご来場賜り、大変盛況な会を開催することができました。これも、ご多忙中にもかかわらず参加いただきましたお客様ならびに大変貴重なご講演をいただきましたご講演者様のお陰であるとファンクションベイ社員一同心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

今後も、皆様のお力添えをいただき、さらなる向上を目指し、いっそうの努力をいたす所存でございます。何卒ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。
ファンクションベイ株式会社 代表取締役社長 鈴木 隆


<主催(お問い合わせ先)>

ファンクションベイ株式会社 営業部
TEL: 03-3243-2031
E-Mail: sales@functionbay.co.jp


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