ユーザー会情報
特別講演内容概略
会社名
HYUNDAI MOBIS Co., Ltd. Gear Drive Unit Development Team
ご講演者
Principal Research Engineer Mr. June-won Seo
講演タイトル
Flexible Multibody Dynamic Analysis of an EV Reducer Using DriveTrain and Gear Toolkits
講演内容概略
EV reducers require flexible multibody dynamics analysis to evaluate overall system behavior and component stresses under various operating conditions. This presentation introduces housing stress analysis of a reducer system using KISSsoft and Gear Toolkits with ISO-based contact and friction characteristics. In addition, gear misalignment considering dynamic effects is evaluated, and design improvement cases applied during the development phase are presented.
*本講演は英語での講演になります。
ユーザー講演内容概略
会社名
株式会社ユニバンス 商品開発部 実験グループ
ご講演者
リフキ アクマル ツァキフ様
講演タイトル
多板クラッチシステムの三次元熱機械連成マルチフレキシブルボディモデルの開発
講演内容概略
多板クラッチの熱解析には二次元軸対称モデルが広く用いられているが、円周方向の温度分布や接触状態の不均一性、構成部品間の相互作用を十分に再現することは難しい。本研究では、RecurDynを用いて多板クラッチアセンブリの三次元マルチフレキシブルボディモデルを構築し、接触、摩擦発熱、熱伝導および柔軟体変形を連成した解析を実施した。解析の結果、動力伝達時における温度上昇や変形挙動に加え、プレート間の接触状態や部品ごとに異なる熱応答を把握することができた。本講演では、従来の軸対称解析では捉えにくいクラッチ内部の熱・接触・変形挙動を可視化した事例を紹介し、三次元マルチフレキシブル解析による設計評価の可能性について報告する。
会社名
セイコーウオッチ株式会社 開発設計部
ご講演者
田中 佑弥様
講演タイトル
RecurDynによる手巻き機構の解析 ― 感覚的な"巻き心地"を設計に生かす取り組み
講演内容概略
手巻きの機械式時計では、りゅうずを回したときの手ごたえ、いわゆる巻き心地が製品の印象を左右する。しかし、この感覚は人の主観に頼る部分が大きく、これまで設計の狙いどころとして扱うことが難しかった。本講演では、この巻き心地を生み出す機構をRecurDynでモデル化し、操作したときに生じる力の変化を解析によって捉えた事例を紹介する。実際に手で巻いたときの感触を解析上の力の変化として見えるようにすることで、感覚的だった巻き心地を目に見える形で評価し、設計段階で活用した。得られた解析結果は実機での測定ともよく一致しており、設計段階での予測に活用できる見通しが得られた。数値では表しにくかった手巻きの感触を機構解析で扱えるようにした取り組みとして報告する。
会社名
株式会社ジェイテクト 技術企画部 デジタル・技術管理室 デジタルエンジニアリング課
ご講演者
課長 南 智也様
講演タイトル
RecurDynを用いた深溝玉軸受樹脂保持器の疲労強度解析技術
講演内容概略
電動車向けeAxle用転がり軸受では、高速回転性能・耐久性に加え、低摩擦・低騒音・軽量化が求められており、樹脂製冠形保持器の適用が拡大している。一方で、樹脂保持器は鉄保持器に比べて強度評価や疲労寿命予測が難しいため、設計初期段階での成立性評価が重要である。本取り組みでは、設計の信頼性向上を目的として、機構解析ソフトウェアRecurDynを用いた樹脂保持器の疲労強度解析手法を確立した。本発表では、その解析手法の概要と設計検討への適用事例について紹介する。
会社名
株式会社SUBARU エンジニアリング情報管理部
ご講演者
主任 荻野 翔矢様
講演タイトル
パワーウィンドウ機構-構造連成モデルの構築とメカニズム分析への活用
講演内容概略
パワーウィンドウシステムは、ゴム部品を含む複数部品の接触によって成立しており、温度や汚れなどの環境条件の影響を受けやすい。そのため従来は実車試験への依存度が高く、設計初期段階での性能予測や、実車試験結果の要因分析が困難だった。そこでRecurDynを用いてパワーウィンドウ機構-構造連成モデルを構築し、性能予測および寄与度分析を実施できる環境を整備した。本講演では、モデル構築におけるRecurDynの標準機能やF-Flexの活用方法と、本モデルを用いたメカニズム分析事例について紹介する。
会社名
トヨタ自動車株式会社 計測・デジタル基盤改革部 エンジン・駆動PJT推進室
ご講演者
主任 松本 宏司様
講演タイトル
電極ウェブハンドリング過程におけるシワ発生解析
講演内容概略
近年、自動車開発においてはカーボンニュートラルの実現に向け、BEV、HEVの普及に伴いバッテリ製造技術の重要性が高まっている.バッテリの製造工程では電極となる金属箔をローラー搬送する工程があり、ローラーのミスアライメントや張力などにより、搬送する箔にシワが発生する問題がある.弾性要素を用いた機構解析により、シワ発生の解析技術を構築し、また理論の臨界座屈応力を閾値としてシワ発生有無を判断する手法を構築した.本手法について、樹脂フィルムで理論との整合性を確認するとともに、金属箔への適用性について紹介する.
*一部講演については、講演資料の配布はございません。
*内容が変更となる場合がございます。
ファンクションベイテクニカルセッション内容概略
発表者
FunctionBay, Inc. Global Business Division Chief Business Officer Donghyup Shin
発表タイトル
Recent news of RecurDyn in the world
発表内容概略
ワールドワイドにおけるRecurDynのビジネス概況と、RecurDynの将来的な開発の方向性についてトピックを紹介する。
発表者
ファンクションベイ株式会社 技術1G 部長 今関 亮介
発表タイトル
V2027新機能紹介
発表内容概略
V2027では、新たな接触要素「UV面・UV面接触」が実装され、より滑らかで連続的な形状として表現された面同士の接触計算が可能となった。 また、Geo接触では接触パッチ生成にMesherを利用できるようになり、複雑な形状に対しても均一なサイズの接触パッチを効率的に生成できるようになった。 さらに、フォースベクトルのコンター表示、Geo接触の合力フォースベクトル表示、エンティティの一括リネームなど、標準機能も強化された。加えて、伝熱解析での熱伝導率および比熱の温度依存性への対応、F-Flexボディの平均温度出力、疲労強度解析で利用可能な初期応力データのエクスポート、単一F-Flexボディ内でのフォース定義、Linked Assemblyへのセンサー機能追加など、多彩な新機能が実装されている。 本セッションではV2027における主要な新機能について、事例を交えて紹介する。
発表者
ファンクションベイ株式会社 技術2G 上級技術者 松木 和宏
発表タイトル
設計検討を効率化するRecurDynパラメトリックモデリング
発表内容概略
近年、DOE/最適化を用いた設計空間探索に加え、派生機種や仕様違いを並行して検討するニーズが高まっている。こうした検討を効率化するには、条件ごとにRecurDynモデルを作り替えるのではなく、パラメーターの変更だけで複数の条件に展開できる、再利用性の高いモデル構造が重要となる。 本発表では、近年拡充された機能も交え、寸法・物性・入力条件の一元管理や、パラメトリックな基準座標系を活用したモデル構築の要点を解説する。さらに、これらの手法を実際のモデルに適用した事例を通して、条件の切り替えや比較を効率化するための具体的なモデル構築方法を紹介する。
発表者
ファンクションベイ株式会社 技術2G 部長 後藤 雅和
発表タイトル
「簡易解析で素早く知る、詳細解析で深く見る」 モデル化の違いから読み解くメカニズムCAE活用の勘所
発表内容概略
機構解析をベースとしたメカニズムCAEを活用することにより、簡易な解析による設計上流での構造の検討から、弾性体や流体・制御との連成を含めた詳細な解析による詳細設計段階までの幅広い適用対象で製品開発の精度を向上することが可能である。 本講演では、メカニズムCAEを活用した事例を交えながら、簡易モデルと詳細モデルでの結果の違いや、それぞれの解析で確認できる内容をご説明することにより、メカニズムCAE活用の勘所を紹介する。
*一部講演については、講演資料の配布はございません。
*内容が変更となる場合がございます。

