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会社情報

役員紹介

Director introduction

代表取締役会長

Suzuki Takashi

略 歴
1981年、大阪大学 工学部 機械工学科 卒業
同年、株式会社クボタ 入社 8年間、実験部門で製品開発に従事
1989年、米国 コーネル大学 大学院留学 ダイナミクス、シミュレーションを学ぶ
1990年、米国 ミシガン大学 夏期講座にて機構解析に出合い、その理論を学ぶ
1991年、コーネル大学で修士号取得し、帰国
同年、ラズナ株式会社(米国Rasna社とクボタの合弁)入社
同年、MECHANICA(構造解析+機構解析)ビジネスに従事
1995年、PTC社によるRasna社買収を受けて、クボタソリッドテクノロジー㈱(KUSCO)に社名変更
2000年、KUSCOの一事業としてRecurDyn ビジネス開始
2005年、弊社設立 代表取締役社長就任
2024年、代表取締役会長就任

ごあいさつ

平素は、弊社ならびに弊社製品RecurDynをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
機構解析ソフトRecurDynは2000年に株式会社クボタの子会社クボタソリッドテクノロジー㈱(KUSCO)において国内販売を開始いたしました。弊社は、開発元FunctionBayの日本法人として2005年に産声を上げ、KUSCOのRecurDyn事業を承継いたしました。以来、長年にわたり国内総代理店として、RecurDynの販売、サポート、コンサルティングに鋭意邁進してまいりました。

私は、1990年、米国において黎明期の機構解析に出合い、その魅力に取りつかれました。以来一貫して、機構解析をいかに製品開発に活かすことができるか、を考え続けてきました。初期の機構解析は、剛体リンク機構が動く程度のもので、単純な接触現象を扱うにも専門知識が求められるニッチかつ難解な分野でした。しかしながら、私は機構解析環境こそ 様々な領域のCAEを統合させるプラットフォームとなりうるものと考えました。そして期待通りRecurDynは目覚ましい進化を遂げてくれました。

RecurDynの核となるのは、有限要素法を融合させた機構解析環境「MFBD」(Multi- Flexible Bodies Dynamics)です。剛体はもちろんのこと、線形領域のモード合成法と、大変形や弾塑性といった非線形領域まで計算できる直接法、この両者をクルマの両輪として様々な弾性体問題に対応できます。また、粒子法連成により、流体や粉体、土砂などとの相互作用も扱えるに至っています。
これからのRecurDynには2つの目指す目標があります。一つは「非線形構造多体動力学」分野における終わりなき進化、もう一つは 「リアルタイム計算」を目指した高速化です。新しい技術の開発によって、その実現を目指していきます。

今やFunctionBay は、CAE業界において唯一無二の機構解析専業ベンダーとなりました。
機構解析を行う上で使い勝手の良いユーザーインターフェイスはどうあるべきか、機械システムの挙動を効率よく計算するにはどのような機能が必要か、といったことを日夜考え、RecurDynを 機構解析を行うユーザーの皆様にとってベストなツールとしてご提供する努力を続けてまいります。
弊社は、RecurDynがユーザーの皆様の価値創造に少しでもお役に立てることを目指してこれからも全力をつくしてまいります。